ねびきプラスサービスは年会費550円の元が取れるか
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apollostation card は年会費が永久無料ですが、申し込みのときに年会費550円(税込)の有料オプションを同時登録できます。「ねびきプラスサービス」といって、給油の値引き単価を上げるものです。公式の表記はひらがなで、値引きプラスとは書きません。コースの名前もねびきプラス100とねびきプラス150で、値引きプラス100・値引きプラス150ではありません。
このページでは、このオプションで元が取れるかを公式の数字だけで計算します。いらないかどうかは、月にいくら使うかで決まります。自分の使い方で計算できるように、条件のほうを並べました。カード本体の年会費についてはアポロステーションカードの申込と年会費を参照してください。
apollostation card のショッピング月間利用額30,000円
30,000円に届かない
上乗せは0円。年会費550円だけが出ていく
30,000円以上
1万円ごとに1円ずつ上乗せされる(翌々月に適用)
値引きプラスと書かれることもありますが、公式の表記は「ねびきプラス」です。
上乗せが始まるのは月3万円から
値引き単価が上がる条件は明記されています。
apollostation cardでショッピングを月間30,000円(税込)以上ご利用いただくと、ご利用金額に応じて翌々月適用のねびきプラス単価が決まります。
無条件の「いつでも2円/L引き」に、利用額に応じた上乗せが加わる形です。上乗せは1万円ごとに1円ずつ増えます。
ここが最初の分かれ目になります。月3万円に届かない月は上乗せが0円なので、年会費550円だけが出ていきます。
給油以外の支払いをこのカードにまとめられるかどうかで、オプションの価値がまるごと変わります。
150と100は別のプラン
登録するときに2つから選びます。同じ550円ですが、中身は違います。
| ねびきプラス100 | ねびきプラス150 | |
|---|---|---|
| 上乗せの上限 | 6円/L | 8円/L |
| 対象の給油量 | 月100Lまで | 月150Lまで |
上限だけ見ると150が有利ですが、代わりに失うものがあります。
ねびきプラス150は、ショッピングご利用分のプラスポイントがつきません。
150を選ぶとポイントが付きません。apollostation card のポイントは1,000円につき5ポイントで、公式に1ポイント=1円の定義があります。
1,000ポイント(=1,000円分)単位で、プラスポイントをご請求金額に充当できます。
つまり150は、月間利用額の0.5%を捨てて値引き上限を上げる選択です。
どちらが得かは給油量で決まる
同じ利用額で比べます。月10万円のショッピングと、給油量を変えて計算します。
月10万円だと上乗せは8円/L(上限)です。100を選んだ場合は上限が6円/Lなので、上乗せは6円/Lで止まります。ポイントは月500円分つきます。
| 月の給油量 | ねびきプラス100 | ねびきプラス150 |
|---|---|---|
| 60L | 360円+P500円=860円 | 480円 |
| 100L | 600円+P500円=1,100円 | 800円 |
| 150L | 600円+P500円=1,100円 | 1,200円 |
150Lまで給油して初めて150が勝ちます。100Lでも100のほうが得です。150の上限に張り付く人以外は、100を選ぶことになります。
月150L はガソリン1リットル175円として月2万6千円分で、通勤で毎日乗るくらいの量です。年間1,800Lになります。
年会費550円を回収できるか
上の計算はどちらも年会費を引いていません。公式のシミュレーションも同じです。
上記シミュレーションは、『ねびきプラスサービス』の年会費550円(税込)は計算外の結果となります。
公式が明記しているとおり、シミュレーションの結果は年会費を引く前の数字です。比較サイトがこの数字をそのまま転記していることがあるので、自分で引いて考える必要があります。
回収に必要な条件を出します。年会費550円を上乗せ分だけで取り戻すには、年間で550円の上乗せが要ります。
| 月の状況 | 年間の上乗せ | 550円を回収 |
|---|---|---|
| 月3万円未満 | 0円 | できない |
| 月3万円・月20L | 1円/L×20L×12=240円 | できない |
| 月3万円・月50L | 1円/L×50L×12=600円 | できる |
月3万円を使っていても、給油量が月20L程度だと回収できません。利用額と給油量の両方が要ります。
会費のかからない一般のカードで払う場合との比べ方はガソリン代のクレジットカードは値引きと還元で計算の単位が違うにあります。
月150Lまで・利用額で単価が決まる・反映は数か月あとという組み立ては、このカードだけのものではありませんでした。ENEOSカード C も同じ形です。比べた結果はガソリンカードの値引きは3つの形に分かれるにあります。
自動で継続する契約であること
このオプションでいちばん見落とされやすいのは、やめる意思表示をしない限り続く仕組みになっている点です。
初年度が無料なので、登録したこと自体を忘れやすくなります。使っていない年も、解約の手続きをしなければ年会費は発生します。
確認するタイミングを決めておくのが現実的です。毎年の利用明細で、年会費が引き落とされる月に一度見ることにすれば、その年の給油量と照らして続けるかどうかを判断できます。
なお、オプションの年会費とカード本体の年会費は別勘定です。カード本体が永久無料でも、オプションの年会費は別にかかります。公式サイトはどちらもはっきり書いていますが、書かれている場所が離れています。
見落としやすい2つの条件
登録条件に、あとから効いてくるものがあります。
過去に『ねびきプラスサービス』に登録し解除された方の再登録は、初年度年会費無料の対象外となります。
初年度無料は初回の登録に限られます。一度やめてから戻る場合、最初の年から550円がかかります。「合わなかったら解約して、必要になったらまた入る」という使い方はできません。
もう1つは支払い方法との連動です。
ウェブ明細を解除された場合は、『ねびきプラスサービス』も解約となります。この場合、年会費はお返しできませんので、あらかじめご了承ください。
紙の明細に戻すとオプションも解約になり、払った年会費は戻りません。明細の形式を変えるだけのつもりでも、オプションが消えます。
上位2枚では同じサービスが無料
比較のときに混乱しやすい点です。apollostation THE GOLD と THE PLATINUM では、同じ名前のサービスが年会費に含まれる無料の自動付帯になっています。
そちらの上乗せの段階と、年会費を値引きで取り戻せるかの計算は年会費の差はポイントで埋まるかにまとめました。他社のカードも同じ形で単価が決まります。条件だけを並べたものはガソリンカードの「最大7円/L引き」に届く人にあります。
「ねびきプラスサービス」という名前だけで比較すると、一般カードの有料オプションと上位カードの無料付帯を取り違えます。
まとめ
- 上乗せが始まるのは月3万円から。届かない月は年会費550円だけが出ていく
- 150と100は上限が違い、150はポイントが付かない
- 月150L給油して初めて150が勝つ。100Lなら100のほうが得
- 公式のシミュレーションは年会費550円を計算外にしていると明記されている
- 初年度無料は初回登録のみ。やめて入り直すと最初から有料
- 紙の明細に戻すと解約になり、年会費は戻らない
年会費を給油量で取り戻せるかはガソリンの平均価格から値引きを率に直すにも、今のガソリン価格から逆算した表を置きました。
申し込みの条件そのものはapollostationカードの審査と申込条件にまとめています。
いらない場合の選び方
ここまでの計算で「いらない」と判断したなら、オプションを付けずに apollostation card だけを持つ形になります。年会費のかからない別のカードで還元を受ける道もあります。
ねびきプラスは、月150Lまでという上限と3か月後の反映が付いた有料オプションです。そこまで入れない月があるなら、年会費のかからないカードで還元を受ける形もあります。
記事末尾の表に挙げたリクルートカードは、年会費が永年無料で還元率1.2%です(2026年8月30日確認)。ポイント加算・利用条件の一覧に給油の除外がありません。
判断の分かれ目は月の給油量です。 150Lまで毎月入れるなら値引きの単価が効き、そこに届かない月が多いなら550円の年会費が先に出ていきます。
この記事で確かめたこと
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